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よど号妻田中協子の判決公判の裁判傍聴のお願いと毎日新聞のよど号関連の記事 事務局より お世話になっています。なかなか拉致問題に進展が見えない状況ですが 来月は北朝鮮が日朝協議で北朝鮮のニセの遺骨が判明して6ヶ月です。 政府の強い態度が求められる日々です。 ■よど号妻田中協子の判決公判の裁判傍聴のお願い 東京地裁 判決公判 5月30日10時〜 傍聴希望の方は裁判が先着順になってるので9時20分ぐらいに 東京地方裁判所の傍聴券交付に並ぶ所の来てください。 判決後、救う会神奈川と関係団体と合同で緊急声明を発表する予定です。 ------------------------------------------------------------------------------------- ■昨日の毎日新聞によど号関連の記事がありましたので是非、ご一読下さい。 以下引用 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20050519k0000m040183000c.html より転載 よど号グループ: 妻子の帰国に遅れ 「拉致」「核」障壁に 北朝鮮に滞在しているよど号グループの妻子の帰国が、当初予定より大幅に遅れている。3月にも帰るはずだった妻は、欧州での拉致事件への関与が指摘され、警視庁が捜査を進めている。一方、グループ側は、妻子の帰国をも、拉致疑惑を否定する機会ととらえる。核問題も絡んで日朝関係がこう着状態に陥る中、帰国のめどは全く立たない。【石原聖、西脇真一】 ◇帰国予定 見通し立たず 「今後の帰国予定の話は全く出ず、見通しが立たないことを察してほしい、という雰囲気だった」。東京都内で15日夕、支援者らで作る「『かりの会』帰国支援センター」の総会に参加した関係者は、こう漏らした。センターは昨年5月、メンバーらの全員帰国を目指すために作られた。2回目となったこの日の総会では、これまでに帰ってきた子供たちへの経済的な支援などについて、話し合われたという。 01年5月から始まったメンバーの妻子らの帰国だが、昨年10月19日に田中義三服役囚(56)の妻、田中協子被告(48)=旅券法違反などの罪で公判中=が帰って以来、止まっている。乗っ取り事件のメンバー4人を除けば、残るのは妻子ら6人だけ。これまでは、公判中の妻が保釈され受け入れ準備が整った時点で、新たに別の妻子が帰国する形が取られてきた。 このため、グループは昨年末の時点で、田中被告の保釈を待ち、早ければ今月末までに6人全員を帰国させ、その後メンバー4人の帰国のための準備に入る方針だったとされる。しかし、田中被告が3月に保釈された後も、残る妻子の帰国手続きは取られていない。 関係者によると、昨年12月、メンバー4人の帰国後の裁判などへの対応を話し合うため、弁護士グループが今年4月に訪朝することが決まっていたが、1月になってメンバー側から延期を通告してきたという。弁護士の一人は「核や拉致の問題もあり、今の時点では、4人の帰国は現実的でない。無理して会っても意味がない」と話す。 拉致問題では昨年12月、横田めぐみさんのものとして、北朝鮮側から渡された「遺骨」が別人のものと判明。これに核問題も重なり、日朝関係は冷え切った状態だ。ある公安当局者は「日朝の拉致だけでなく、核問題も含めて国際的にさまざまな懸案があり、北朝鮮はグループの動きに注意を払う余裕がないのではないか」と推測する。 ◇捜査当局 妻2人の動向解明へ 北朝鮮に残る妻子は、3人の子供と、若林(旧姓・黒田)佐喜子容疑者(50)、森順子容疑者(52)、赤木志郎容疑者(57)の妹の夫だ。黒田容疑者と森容疑者は、いずれも旅券法違反容疑で手配されており、帰国すれば警視庁が逮捕する。 2人の帰国が注目されるのは、政府が認定している松木薫さん、石岡亨さんの拉致に関与しているという疑惑があるからだ。しかし、有本恵子さん拉致事件で、結婚目的誘拐容疑で手配された安部(現姓・魚本)公博容疑者(57)とは違い、2人は拉致に絡む容疑では手配されていない。 有本さん事件は、八尾恵・元店主(49)の証言で、北朝鮮までの足取りなど拉致の全体像がほぼ解明されている。しかし、黒田、森両容疑者については、スペイン・バルセロナの動物園で失跡前の石岡さんと一緒の写真があるが、八尾元店主の証言は「2人の男性を獲得したと聞いた」にとどまり、捜査は難航しているとされる。 グループは、まず黒田容疑者を3月に帰国させ、保釈される時期(早ければ5月)に森容疑者を、また2人の間に、いまだ本名などが判明していない赤木容疑者の妹の夫を帰国させる予定だった。この男性は、80年代前半に日本を出国し、欧州などを経て北朝鮮に渡り、グループと行動をともにしている。帰国した際「拉致ではない」と主張し、石岡さんらの拉致の疑われる2人がそろう前に、世論などに訴える作戦とみられる。 ◇北朝鮮にも重荷 グループの存在は、北朝鮮当局にとって「頭の痛い問題」でもある。米国が北朝鮮を「テロ支援国家」と指定する根拠にもなっているからだ。昨年7月には、メンバーが当局あてに帰国協力を依頼する手紙を送ったことを、朝鮮中央通信が「日本側が、メンバーと協議のうえ連れて帰れば、よど号問題は解決する」と報じ、北朝鮮当局は、日本政府とグループの問題との姿勢を示した。 こうした状況などから、公安当局は「メンバーについては、故金日成主席が客としてもてなした経緯もあり、粗末な扱いはできないが、重荷にもなっているのが現状だ。妻子の帰国が、いつどの時点で、何がきっかけで再開するかが、さまざまな問題を抱える北朝鮮の姿勢を判断する一つの材料になるだろう」とみている。 メンバーは今回、平壌市内の事務所から、帰国の見通しなどについての毎日新聞の質問に対し、ファクスで「現在、マスコミ取材は控えている」と回答。平壌への国際電話にも、若林盛亮容疑者(58)が「主張は、我々の関係するホームページなどから判断してほしい」とだけ語っている。
by sukuukai
| 2005-05-20 23:00
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